法人名の「産土」(うぶすな)とは、その人の「生まれた土地」、「自分の原点」、こころの故郷のことをあらわしています。
30年前の話しになりますが、私が大変尊敬しておりました眼科の先生がおりました。
先生は眼科クリニックを開業されましたが、間もなく癌を患い48歳という若さで他界されました。
先生はいつも私に「私は患者さんの診察をする時、手術をする時には、自分の親だったりおじいちゃん、おばあちゃん、子供だと思って治療にあたるんだよ、そうするといい加減には出来ないからねえ」とおっしゃり、患者様一人ひとりを大切にされておりました。
私も先生に学び、一番に利用者様のニーズと意思を尊重し、お一人お一人の気持ちに寄り添いながらご支援していけるよう心がけております。
医師とケアマネージャー、立場は違いますが、私の仕事に対する思いや介護の原点「産土」は昔から今に至るまで先生そのものです。
多くの方は、自分の生まれ育った土地で、長い間生活してきたご自宅で最後まで生活を続けることが望みなのではないでしょうか。
うぶすな介護サービスは、住み慣れた我が家で望む限りの生活をしていただくためにお手伝いをいたします。
代表取締役 栗原 悦子